学習者のI-JAS対話タスクにおけるオノマトペ使用に影響する要因

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  • Factors Influencing the Use of Onomatopoeia by Learners in I-JAS Dialogue Tasks

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抄録

本研究は、日本語会話において頻出する基本ABAB型オノマトペ(例:どんどん、そろそろ)104語(廉,2022)について、オノマトペ使用量に影響する要因の解明を目指したものである。手法については、『多言語母語の日本語学習者横断コーパス』(I-JAS)に収録されている学習者の背景情報に基づき、重回帰分析で学習者の属性とオノマトペ使用量(トークンとタイプ)の関係を探り、その原因を解釈した。これより、ABAB型オノマトペの使用は学習者の聴解・読解能力と関係があることがわかり、学習者にとってオノマトペをうまく使うには日本語の理解力が必要であることが示唆された。

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