理学療法士・作業療法士養成課程における大学業務の困難感
書誌事項
- タイトル別名
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- Sense of difficulty in work of university faculty members engaged in courses pertaining to physical and occupational therapists’ training
- ─ 教員への聞き取り調査から ─
抄録
<p>目的:理学療法士・作業療法士養成課程の大学教員の業務における困難感を把握し,教員の業務負担の軽減を考える基礎資料とすることである。方法:半構造化面接を用いて2021年1月~6月に質的調査を実施した。対象者は,機縁法により依頼した私立大学の大学教員6名である。結果:大学教員の語りから,329の語り,28のサブカテゴリ,8つのカテゴリ(【学習への対応】,【国家試験への対応】,【臨床実習への対応】,【研究時間の確保】,【学生の基礎学力不足と気質】,【大学を取り巻く環境】,【教員としての思い】,【その他の業務】)が抽出された。サブカテゴリで最も多かったのは〈学生の基礎学力の不足〉であった。結論:教員は,専門職養成のための教育として,国家試験への対応,臨床実習への対応に困難感があることが確認できた。背景には学生の基礎学力不足が大きい可能性が明らかになった。PT・OTの大学教員は,学生の基礎学力不足に対処し,国家試験への対応,臨床実習への対応に困難感が表出されているものと考えられる。</p>
収録刊行物
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- 理学療法教育
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理学療法教育 4 (1), 1_8-1_16, 2024-04-01
一般社団法人 日本理学療法教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018230027294848
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- ISSN
- 24368008
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可