大阪大学外国学図書館におけるLS活動改善のためのアカデミック・ライティング・スキル学習とその指導の実態調査の結果報告

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書誌事項

タイトル別名
  • Report on the Survey of Learning/Teaching of Academic Writing Skills, Intended to Seek Ways to Improve LS’s Activities in Osaka University International Studies Library
  • オオサカダイガク ガイコクガク トショカン ニ オケル LS カツドウ カイゼン ノ タメノ アカデミック ライティング スキル ガクシュウ ト ソノ シドウ ノ ジッタイ チョウサ ノ ケッカ ホウコク

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調査報告

大阪大学外国学図書館では,2012年より大学院生ラーニング・サポーター(LS)を配置し,学習支援を行ってきたが,相談利用者や講習会参加者数の低迷に悩まされてきた.こうした現状を打破すべく,外国語学部の学部生と教員に向けて,アカデミック・ライティング・スキル(AWS)学習とその指導に関するアンケート調査を実施した.本報告は,本調査の結果を概観するとともに,結果から得られた示唆をもとに,LS活動の改善策を考察したものである.まず,学部生の多くは,AWS学習の意義を理解しつつも,実際には学べていないと分かった.対して,大多数の教員は意識的に学生へAWS指導を行う一方で,学生のAWSに不満が残る者も多いことが明らかになった.また,図書館利用中に学生がLSを知る可能性が高いこと,広報において授業担当教員からの情報発信が有効と思われること,LS活動についてより詳細かつ具体的な情報発信が必要であることなども明らかになった.

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