痛みの仕組み

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書誌事項

タイトル別名
  • Mechanisms of pain: Strategies for pain resolution in occupational therapy
  • ―作業療法における「痛み」解決の糸口を探る―

抄録

<p>痛みには多面性があり,感覚的側面のほか精神心理的側面が関与し,恐怖-回避モデルに示される痛みの悪循環により慢性疼痛が形成される.慢性疼痛に対する治療アルゴリズムで運動と教育が第一選択治療に位置づけられており,さまざまな内因性の鎮痛機序を介して痛みや併発する諸症状の改善に有効とされている.運動・活動促進に教育などの行動変容アプローチを組み合わせた作業療法は,認知と行動を変容させ,身体活動を活性化させることから,痛み医療において重要な役割を発揮する治療法として期待される.</p>

収録刊行物

  • 作業療法

    作業療法 43 (2), 164-170, 2024-04-15

    一般社団法人 日本作業療法士協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018351898018176
  • DOI
    10.32178/jotr.43.2_164
  • ISSN
    24344419
    02894920
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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