文字の読みにくさを訴えたパーキンソン病患者に対する作業療法介入
書誌事項
- タイトル別名
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- Occupational therapy for a patient with Parkinson's disease who complained of difficulty reading
抄録
<p>書類の文字が読みにくいと訴えたパーキンソン病患者を担当した.読みにくさが起こる状況の聴取と検証により,コントラスト感度低下がその原因と考えられた.文字の色調や文字の幅・大きさを変えたことにより,読みにくさが改善した.コントラストを強調させる操作,すなわち背景地と視覚対象の境界検出を容易にしたことが,問題解決に有効であったと考えられた.一連の評価と介入により,読みにくさの原因と解決策が同時に明らかになったのみならず,患者自身の症状理解が深まり,対応策を身につけることができた.疾患に特徴的な病態を理解し,問題が起こる生活状況の把握と詳細な検証をすることが,原因究明や対応策を見出す介入となりうる.</p>
収録刊行物
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- 作業療法
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作業療法 43 (2), 230-238, 2024-04-15
一般社団法人 日本作業療法士協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018351898021632
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- ISSN
- 24344419
- 02894920
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可