東北地方日本海側地域における過去約350年間の冬春季の降雪率変動

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タイトル別名
  • Long-term variation of snowfall ratio in Northeastern Japan over the past 350 years in winter/spring season

抄録

<p>本研究では、青森県弘前市の『弘前藩庁日記』(1645-1864年)、山形県川西町の『竹田源右衛門日記』(1830-1980年)および、気象庁による山形地方気象台での日降水量・降雪量観測値(1962-2005年)をもとに、過去約350年間の東北地方日本海側地域における冬春季(2-4月)の降雪率の長期変動を明らかにした。1780年代や1830年代など、従来の研究において、冷夏が原因で凶作となったと指摘されている年代に、冬春季の降雪率も多かったことが明らかになった。また、1940年代以降には過去約350年間において前例の無い降雪率の急激な減少がみられた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018384729462912
  • DOI
    10.14866/ajg.2024s.0_129
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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