書誌事項
- タイトル別名
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- Challenge for the treatment of depression based on gut-brain axis
- ゾウキ レンカン オ カツヨウ シタ アタラシイ チリョウ センリャク : ノウ チョウジク オ カイシタ ウツビョウ チリョウ エ ノ チョウセン
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抄録
近年、脳と腸が脳腸軸と呼ばれる伝達系を介して密に関連していることが明らかとなってきている。腸を良好な状態に保つことで脳腸軸を介して脳疾患への治療効果が期待され、多くのアプローチがなされているが、その腸内環境を改善するための手段としては、糞便移植やプロバイオティクス等に限られている。筆者らは腸環境を破壊する大きな原因の一つとして、腸内の酸化ストレスに着目し、腸内環境を酸化ストレスから保護することで、脳腸軸を介して脳機能にも保護効果をもたらす新しい治療戦略を目標に掲げた。そこで、腸選択的に滞留し、腸内酸化ストレスを消去する抗酸化ナノ粒子(siSMAPoTN)を設計し、慢性拘束うつ病モデルマウスに経口投与したところ、腸内環境を酸化ストレスから保護し、血中のストレスホルモン量やIL-6、さらには脳海馬中の神経栄養因子にも効果を示し、マウスうつ様症状を改善した。
収録刊行物
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- Drug Delivery System
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Drug Delivery System 39 (1), 23-31, 2024-01-25
日本DDS学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018451149437312
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- NII書誌ID
- AN10084591
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- ISSN
- 18812732
- 09135006
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- NDL書誌ID
- 033298790
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可