書誌事項
- タイトル別名
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- Roles of ANGPTL2 signaling in cancer pathology
- ガン ビョウタイ ニ オケル ANGPTL2 シグナル ノ キノウ
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抄録
生体では,組織の損傷修復による恒常性維持機構が存在するが,その過剰応答や応答不全は,慢性炎症や不可逆的組織リモデリングを引き起こし,さまざまな疾患の発症・進展につながる.ANGPTL2は,その生理機能として,損傷修復による組織の恒常性維持に重要な役割を果たしているが,一方で,そのシグナル過剰状態は,慢性炎症や不可逆的組織リモデリングを引き起こし,生活習慣病やがんの発症・進展に寄与する.がん病態では,ANGPTL2による恒常性維持機構の過剰応答が,発がんやがん転移を促進する.さらに最近,抗腫瘍免疫に対して,がん細胞由来ANGPTL2は抑制的に作用するが,間質細胞由来ANGPTL2は促進的に作用することが明らかとなった.本稿では,がん病態におけるANGPTL2シグナルの機能について概説する.
収録刊行物
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- 生化学
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生化学 96 (2), 241-254, 2024-04-25
公益社団法人日本生化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018462210576768
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- NII書誌ID
- AN00126072
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- NDL書誌ID
- 033511591
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- ISSN
- 00371017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可