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- 井上 奈良彦
- 九州大学大学院言語文化研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- How Far Can We Go in Computer-Assisted Debating?
- コンピューター シエン ニ ヨル ディベート ワ ドコ マデ カノウ カ?
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抄録
本稿では、コンピューターを用いたディベートが、文化的・言語的な偏りや障害、時間や距離といった物理的制約など、人間のディベーターが抱えるいくつかの課題を克服できるかどうかを考察する。最初に、コンピューターを介したディベートの歴史を簡単に振り返った後、コンピューターがディベートの一連のプロセスにおいて様々なステップをどのように支援することができるかを検討し、次にディベーターが直面するいくつかの課題とスポーツやディベートにおけるパフォーマンスの不当な強化に関する問題を検討する。最後に、コンピューターを用いたディベート大会における原則と規則を提案する。さらに、「サイバネティック・アバター」によって時間的制約を克服しようとする試みについて、いくつかの疑問を提起する。
収録刊行物
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- 言語文化論究
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言語文化論究 52 105-123, 2024-03-15
九州大学大学院言語文化研究院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018506586228864
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- NII書誌ID
- AN10175926
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- DOI
- 10.15017/7173156
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- HANDLE
- 2324/7173156
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- NDL書誌ID
- 033441449
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- ISSN
- 13410032
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可