書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Rupture of a Pseudoaneurysm in the Gastroduodenal Artery Two Months after Gastrectomy
抄録
<p>症例は83歳,女性.胃癌に対して開腹幽門側胃切除術(D2郭清,Billroth I法再建)を行い,合併症無く術後15日目に退院した.pT2(MP)N3bM0,pStage III Bの診断で,TS-1単剤で術後補助化学療法を行っていた.術後65日目に突然の吐下血を発症し,造影CTを施行したところ,胃十二指腸動脈に生じた仮性動脈瘤からの出血を認めたため,動脈塞栓術を施行した.胃切除術後の仮性動脈瘤破裂による出血は稀であり,多くは術後1カ月以内で縫合不全や膵液漏を契機に二次的に発症するとされている.一方,超音波凝固切開装置などのデバイスで生じた熱により動脈損傷をきたし,仮性動脈瘤が形成されたという報告例も散見される.胃切除術の合併症として仮性動脈瘤破裂も念頭に置いた周術期管理および適切なデバイス操作が重要と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 84 (10), 1593-1596, 2023
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018506586708608
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可