プロジェクションマッピングにおける動き予測を用いた変形する非剛体への実時間光学的補正

  • 吉村 一真
    電気通信大学大学院情報理工学研究科情報学専攻
  • 橋本 直己
    電気通信大学大学院情報理工学研究科情報学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Real-Time Radiometric Compensation on Deforming Non-Rigid Surfaces using Motion Prediction in Projection Mapping

抄録

<p>映像を投影するプロジェクタは,スクリーンに留まらず,様々な場所や物に対しての投影に応用されている.近年では,人が着ている衣服等への投影も試みられている.衣服のような投影対象は色や模様を有していることが多いため,それらを打ち消す技術である光学的補正が広く研究されている.しかし,物体が動いたり変形したりする際に,デバイス遅延の影響による補正精度低下が課題となっている.本論文では,人が着ている衣服に対して,デバイスの遅延による影響を補償すると共に連続的な変形に対応した実時間光学的補正を提案する.衣服の変形に伴って変化する画素間対応を反射率の尤もらしさに基づいて更新し,デバイス遅延の影響を物体の運動予測に基づいて補償する.また,実際に衣服に対して補正投影を行い提案手法の有効性を評価する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ