書誌事項
- タイトル別名
-
- Effect of ZrO2 Addition on the Slag Corrosion Resistance of MgO-Al2O3 Spinel
- MgO Al2O3 スピネル ノ タイスラグ シンショクセイ ニ オヨボス ZrO2 テンカ コウカ
この論文をさがす
抄録
MgO-Al2O3系スピネルにZrO2を添加することによって,微細構造や耐スラグ侵食性がどのように変化するか検討した。ZrO2添加による緻密化は,特に量論組成のMgO含有量50mol%で顕著であった。また,ZrO2添加により緻密化の開始温度が低下し,その効果はZrO2添加量が2vol%でも認められた。相対密度の上昇に伴い,溶融スラグによる損耗量は減少する傾向が認められた。ZrO2添加量が2vol%の試料では,他の試料と同程度の相対密度であっても損耗量が低くなっていたが,10vol%添加では無添加試料よりわずかに損耗量が大きくなっていた。これより,ZrO2は溶融スラグに溶出するが,スラグ粘度が上昇することによってスラグの浸潤が抑制されたと結論付けた。
収録刊行物
-
- 耐火物
-
耐火物 63 (6), 279-286, 2011-06-01
耐火物技術協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390018518956375040
-
- NII論文ID
- 10028225356
-
- NII書誌ID
- AN00136247
-
- ISSN
- 27593835
- 00398993
-
- NDL書誌ID
- 11143033
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可