マンモグラフィの再撮影を考える

DOI
  • 伊東 孝宏
    静岡県立静岡がんセンター画像診断室 第32 回日本乳癌検診学会学術総会実行委員
  • 内田 千絵
    浜松ろうさい病院中央放射線部 第32 回日本乳癌検診学会学術総会実行委員
  • 斉藤 忍
    聖隷予防検診センター放射線課 第32 回日本乳癌検診学会学術総会実行委員
  • 早坂 みさを
    静岡県立総合病院放射線技術室 有隣厚生会富士病院放射線科
  • 上棚 稔之
    有隣厚生会富士病院放射線科 第32 回日本乳癌検診学会学術総会実行委員

書誌事項

タイトル別名
  • Pros and Cons of Retaking Mammography
  • 〜静岡がんセンターでの取組み〜

抄録

放射線診療において再撮影は,頻繁に日常業務のなかで発生している。マンモグラフィ検査においても同様である。ただし,マンモグラフィの撮影環境は基本的には閉ざされた空間の中で行われることが多く,再撮影は撮影者の判断に委ねられ再撮影の実態を把握することは困難である。 今回は,再撮影の記録と被ばくの線量管理について検討し,再撮影の基準についても未だ検討中ではあるが報告する。再撮影の記録については線量管理ソフトを利用して全ての撮影データを保存する取り組みを中心に提示する。再撮影の基準についてはマンモグラフィの合格基準が再撮影の基準にならないように,必要な再撮影と診断に支障がない場合は再撮影を控える取り組みについて検討した結果を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018528490336384
  • DOI
    10.3804/jjabcs.33.37
  • ISSN
    18826873
    09180729
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ