精神分析的心理療法におけるセッションの頻度
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- 桑本 佳代子
- 山梨英和大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Frequency of Sessions in Psychoanalytic Psychotherapy
抄録
治療構造を一定に保つことは精神分析的心理療法において重要視されているが,症例へのコメントで構造の変化が批判され,一貫して構造を維持すべきと指摘されることがある。すべての症例で同じ構造を維持することが適切なのか,クライエントのためになるのかと考えてみると,筆者は,ある症例では50分から30分に変更したり,毎週から隔週にしたりすることで,治療関係は壊れず,クライエントの成長につながることを経験している。本稿では治療構造やセッションの頻度についてのこれまでの論考を概観するとともに,治療構造のなかでもセッションの頻度やその変更に注目し,セッションの頻度やその変更がクライエントやセラピスト,そして両者の関係性に与える影響について考察した。
収録刊行物
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- 山梨英和大学紀要
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山梨英和大学紀要 22 (0), 1-11, 2024-03-30
山梨英和学院 山梨英和大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018583806790016
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- ISSN
- 24336467
- 21870330
- 1348575X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可