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- 中⻄ 志⾨
- 京都大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- On the aspectual interpretation of the temporal meaning of the adverbial accusative in Old English: telicity and granularity
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説明
本稿は、従来継続性を表すとされてきた古英語の副詞的対格の時間的意味をアスペクト論的観点から再検討し、実際には継続を表すとは⾔い難い⽤例が存在することを指摘する。また、その明確な時間的意味の分類が困難であることから、動詞・名詞・修飾語の意味素性をもとに時間的意味を記述することを提案する。古英語の副詞的格の時間的意味は、継続・時点・反復に区分されてきた。しかし、その分類基準が提⽰されていることはなく、同じ⽤例が先⾏研究により別様に判断されることもあった。そこで本稿は、客観的には同じ⻑さの時間も、捉え⽅ (粒度) の違いにより、時点とも継続ともみなせるという⽴場に則り、副詞的格の時間的意味の記述には、修飾語などで表される話者の主観的な捉え⽅に着⽬する必要があると主張する。その上で、動詞、主要部名詞、修飾語の意味論的特徴を併せて、より継続的・より点的と記述する⼿法が現実に即していると主張する。
収録刊行物
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- 言語科学論集
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言語科学論集 29 1-32, 2023-12
京都大学大学院人間・環境学研究科言語科学講座
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018583807680512
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- NII書誌ID
- AA11467856
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- DOI
- 10.14989/287574
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- HANDLE
- 2433/287574
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可