新型コロナウイルス感染症の妊産婦メンタルヘルスへの影響についての検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Research for the impact of coronavirus disease on maternal mental health
抄録
<p> 新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の妊産婦メンタルヘルスへの影響について検討する.1カ月健診でのエジンバラ産後うつ病質問票(Edinburgh Postnatal Depression Scale:EPDS)を用いた.研究1ではCOVID-19流行前後を対照群,研究群とし,EPDS値と臨床背景を比較した.研究2では対照群と研究群のEPDS陽性群と陰性群を比較し,EPDS高値となるリスク因子を検討した.研究1では陽性率は対照群7.0%,研究群10.4%で研究群で有意に陽性率が高くなった.研究2ではCOVID-19流行前後いずれもリスク因子として「初産婦」と「精神疾患合併妊娠」が挙げられた.今回明らかとなったリスクを念頭に,行政やかかりつけ精神科と連携し妊産婦のサポートを行っていくことが必要である.</p>
収録刊行物
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- 日本周産期・新生児医学会雑誌
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日本周産期・新生児医学会雑誌 60 (1), 66-71, 2024
一般社団法人 日本周産期・新生児医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018616996307200
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- ISSN
- 24354996
- 1348964X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可