授業の事後検討会でのチャット活用による教員の実態に関する事例調査

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抄録

<p>本研究では,教職経験の年数やチャットの活用経験といった,教員の属性によって,チャットの活用にどのような違いがみられるのか,教員の実態を把握することを目的とし,授業の事後検討会におけるチャットの活用に対する意識を調査した.1年〜30年の教職経験を有する72名の教員のアンケートの回答を分析した結果,チャットの活用により観察内容の共有ができた,関心事が深化したと捉えている肯定的な回答は教職経験の長短に拠らず,いずれの年代からも確認された.関心事の深化については,普段からチャットの使用頻度が低い場合でも有用性を感じていることが示唆された.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018672474755968
  • DOI
    10.15077/jsetstudy.2024.1_79
  • ISSN
    24363286
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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