小学校特別活動の児童会活動における環境教育の取組 : 幼保小連携を意識した指導の提案

書誌事項

タイトル別名
  • ショウガッコウ トクベツ カツドウ ノ ジドウカイ カツドウ ニ オケル カンキョウ キョウイク ノ トリクミ ヨウホショウ レンケイ オ イシキシタ シドウ ノ テイアン
  • Environmental Education Efforts in Elementary School forSpecial and Committee Activities: Proposals for Instruction Indicating an Awareness of Cooperation between Kindergarten, Preschool, and Elementary School

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説明

本研究は,旧学習指導要領(平成20年告示)の特別活動における実践である。児童会活動の美化栽培委員会における環境教育の取組に関して,現行の学習指導要領(平成29年告示)に則って整理し,幼保小連携の指導について提案した。各学期に目標を設定し,児童が常時活動を通し,集団や自己の生活上の課題で,どのような野菜を植えるか,学校や地域社会を緑豊かにするか,活動内容の不参加に関する課題を解決するかについて取り組んだ。児童の各学期の振り返りから,「活動内容の楽しさ」は6割程度,「活動内容の頑張り」は7割程度,「育てることの面白さ」は8割程度の有効的な回答結果を示し,教師の指導工夫が必要であることを指摘した。そして,高学年の特別活動における幼保小連携では,美化栽培委員会の活動で,学校で育てた野菜や花の種を地域の保育所,幼稚園,子ども園に配布すること,緑のカーテンなどの環境活動の機会を設けること,常時活動で地域の幼児との関わりを意識することの指導を提案した。

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