ラウンドアバウトにおける自転車通行位置の実態分析-長野県飯田市東和町 RAB を例として-

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS OF BICYCLE TRAVEL POSITIONS AT ROUNDABOUTS —CASE STUDY: ROUNDABOUT IN TOWA-CHO, IIDA CITY, NAGANO PREFECTURE—

説明

<p>国内で導入が進んでいるラウンドアバウトでは,安全性向上のために構造面や表示等の様々な安全対策が実施されているが,自動車利用者側の視点に重点を当てていることが多い.一方,自転車利用については自転車の通行量が多い場所でラウンドアバウトが設置されている事例が少ない事もあり,自動車との錯綜を防ぐための矢羽根の路面表示や看板の設置等による走行位置の誘導対策がなされているような事例が多く,またこれらの対策の有無による効果を分析することは施工上難しい.そこで本研究では,路面標示等の対策を行っていないラウンドアバウトでの自転車の通行実態を調査・分析することにより,自転車通行位置の違いによる自転車の利用特性を明らかにし,今後のラウンドアバウトにおける自転車の安全対策を検討する際に寄与することを目的としている.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ