慢性骨髄性白血病の最新の知見と治療の進歩

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タイトル別名
  • Recent findings and advances in treatment of chronic myeloid leukemia

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説明

<p>2000年に最初のABL-チロシンキナーゼ阻害薬(tyrosine kinase inhibitor, TKI)であるimatinibがchronic myeloid leukemia(CML)治療薬として承認され,現在では第2,第3世代TKI,さらにはABL-TKIとは異なった部位であるミリストイルポケットを標的としたasciminibが2022年に承認され,現在では6種類の薬剤がCML治療薬として承認されている。2023年には日本血液学会発行の造血器腫瘍診療ガイドラインが改訂され,新規治療薬の追加や薬剤の減量,および中止に関する指針が新たに示された。本稿では,近年報告された治療効果の予測,CML治療におけるasciminibの位置づけや新規薬剤,さらには現状におけるTKI治療中止に関する最新の知見を概説する。</p>

収録刊行物

  • 臨床血液

    臨床血液 65 (5), 385-389, 2024

    一般社団法人 日本血液学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018904573743872
  • DOI
    10.11406/rinketsu.65.385
  • ISSN
    18820824
    04851439
  • PubMed
    38825517
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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