椎間板性腰痛の機序,診断,治療
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- 大鳥 精司
- 千葉大学大学院医学研究院整形外科学
書誌事項
- タイトル別名
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- Patho-mechanism, diagnosis, and treatment of discogenic low back pain
説明
<p>椎間板性腰痛は一定の頻度で存在する.以前からその疼痛機序,診断,治療が議論されてきた.疼痛機序として,感覚神経の存在,感作するサイトカイン,不安定性が指摘されてきた.診断としてはゴールドスタンダードはMRIであるが,最近は各種新規MRIやPETが開発されている.また神経根ブロックや椎間板ブロックにより診断する方法もある.治療としては運動療法や薬物療法が第一選択となる.難治性で診断が確実な場合,手術療法も選択されるが未だ議論を残すところである.本論文ではこの辺りを記載したい.</p>
収録刊行物
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- Journal of Spine Research
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Journal of Spine Research 15 (6), 813-820, 2024-06-20
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390019070462990848
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- ISSN
- 24351563
- 18847137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可