「希求水準」の再考:業績予想データを用いたアプローチの可能性

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書誌事項

タイトル別名
  • Revisiting Aspiration Level:
  • An Exploratory Study to Employ Performance Forecasts Dat

説明

<p> 希求水準は組織が達成を期する目標であり,その成否が以後のリスクを伴う意思決定を左右する.しかし希求水準の操作化と実際の目標設定行動との整合性は未検証である.実測が可能な目標である業績予想値の更新行動を分析した結果,前期の業績予想値と実績,各々への加重配分は一定ではなかった.この傾向は組織スラックが乏しい組織で顕著だった.簡素かつ機械的に設定される変動の少ない目標を想定する希求水準には再考の余地がある.</p>

収録刊行物

  • 組織科学

    組織科学 57 (4), 115-125, 2024-06-20

    特定非営利活動法人 組織学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390019204225151360
  • DOI
    10.11207/soshikikagaku.20240702-8
  • ISSN
    2187932X
    02869713
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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