サステナブル・ツーリズムの政策的同化と分化
書誌事項
- タイトル別名
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- Policy Convergence and Divergence on Sustainable Tourism
- ― A Comparative Policy Analysis of European Cities ―
- ―欧州諸都市の政策比較を通じて―
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説明
本研究では、パリ、バルセロナ、ヴェネツィアなどの欧州の主要都市のデスティネーション・マネジメント戦略の比較を計量テキスト分析によって行い、サステナブル・ツーリズムの政策的同化/分化を考察した。その結果、都市によって訪問者、産業、コミュニティ、環境それぞれの領域に関する記述量に有意な差があり、また取り組みの強度を表象すると考えられる動詞の使用にもいくつかの相違点があることが明らかになった。グローバル・イシューとして広く認識されるサステナブル・ツーリズムであるが、その政策的実践においては政策的同化だけでなく、一定の分化も生じており、地域として一定の自律的政策策定が重要であるとの結論を得た。
収録刊行物
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- 観光研究
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観光研究 35 (3), 11-20, 2023
一般社団法人 日本観光研究学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390019667898765184
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- ISSN
- 21897530
- 13420208
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可