茶樹冠面画像から新芽を特異的に抽出し開葉数を推定する技術の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Technological Development to Specifically Extract Shoots from Images of Tea Canopy Surfaces and Estimate Numbers of Opened Leaves

説明

<p>茶業経営の大規模化に伴う,生産者の負担軽減のため,茶の新芽の生育段階を簡易に推定する手法を開発した。スマートフォンを用いて茶樹冠面を撮影し,茶樹冠面画像から新芽を特異的に抽出し,開葉数を推定するプログラムを,プログラミング言語Pythonを用いて作成した。新芽の抽出処理の精度は84 %であり,概ね新芽のみを抽出することができた。抽出された新芽のSaturation値は,撮影機器によらず開葉数と相関関係にあり,同値から開葉数を推定するモデルを作成した。同モデルを用いて静岡県内の現地茶園8か所で推定開葉数と実測した平均開葉数を比較したところ,RMSEPは0.33枚であった。</p>

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参考文献 (1)*注記

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