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- 禹 鍾仁
- Graduate Student, Otani University
書誌事項
- タイトル別名
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- The Praxis Theory of Sautrāntika
- The Praxis Theory of Sautrantika
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説明
<p> 本論文は経量部の論師である上座シュリーラータの八心現観説を扱う.伝統的に説一切有部は見道の修行段階において,四聖諦を十六刹那で観察する十六心現観説を主張する.しかし,『阿毘達磨順正理論』で上座は八心現観説を主張する.その内容は次の通りである.第一に,彼は世第一法と苦法智の間に諦順忍という別の段階を設定し,この段階で隨信行と隨法行を区分する.第二に,現観第一刹那の苦法智で預流果が成就される.第三に,預流果が成就すると,三結の旧随界が一気に断たれる.第四に,現観は八刹那の道類智で完全に成就する.従って,彼は毘婆沙師が道類智の十六刹那が修道に属することを否定していると思われる.そして,このような上座シュリラータの八心現観説が,自らの煩悩理論を旧随界を根拠に把握したことに起因すると論じる.</p>
収録刊行物
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- 印度學佛教學研究
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印度學佛教學研究 72 (3), 1018-1021, 2024-03-25
日本印度学仏教学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390019933062830592
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- NII書誌ID
- AN00018579
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- ISSN
- 18840051
- 00194344
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- NDL書誌ID
- 033432875
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可