肝移植後の肝細胞癌再発

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タイトル別名
  • Recurrence of hepatocellular carcinoma following liver transplantation

説明

<p>肝細胞癌に対する肝移植の保険適用は5-5-500基準内もしくはミラノ基準内であり,肝細胞癌治療アルゴリズムではChild-Pugh分類C症例に推奨されている.肝移植は良好な治療成績をあげているが,一定数の再発を認める.術前因子や病理学的因子を用いた再発予測の検討や,ダウンステージの有用性が報告されている.肝移植後再発症例の予後不良因子として移植後早期再発,AFP高値,根治治療不能が報告されており,mTOR阻害剤を用いた免疫抑制剤の調節,可能な場合における積極的外科治療や局所療法の介入,マルチキナーゼ阻害剤を中心とした薬物療法のシークエンス治療が,肝移植後再発の治療において重要となる.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390019977295906304
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.121.729
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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