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- 井上 陽斗
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 宮谷 和樹
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 伊佐 秀貴
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 鈴木 文隆
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 瀬戸川 友紀
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 大久保 諒
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 広藤 愛菜
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 國岡 信吾
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 筒井 真博
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 石川 成津矢
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
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- 紙谷 寛之
- 旭川医科大学 外科学講座 心臓大血管外科学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Minimally invasive cardio surgery for the patient with tracheostoma who has severe mitral valve regurgitation
- キカン セッカイ ゴ ノ ジュウショウソウボウベン ヘイサ フゼンショウ ニ タイシ テイシンシュウシンゾウ シュジュツ オ オコナッタ イチレイ
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説明
気管切開術後の患者に対し,小切開低侵襲心臓手術(MICS ;Minimally invasive cardiac surgery)は創部感染予防の点から有効な治療法の一つである。症例は70代男性。僧帽弁閉鎖不全症に伴った急性心不全の診断にて,他院で加療中であった。心不全の増悪を認め,気管切開ののち当院循環器内科に紹介となった。当初はMitra Clipによる治療を行う予定であったが,入院後に39-40度の発熱が持続。感染性心内膜炎の可能性を否定できないため外科的治療の方針となった。MICSを用いた右小開胸下僧帽弁形成術が行われ、術後経過は良好であった。MICSを用いることで気管切開後の患者に対して低侵襲に外科的治療を行うことができ,創部感染の危険性を低減できる可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 北海道外科雑誌
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北海道外科雑誌 69 (1), 30-34, 2024
北海道外科学会
