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- Other Title
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- 「お気軽」と「お気楽」に関する一考察
- 「 オキガル 」 ト 「 オキラク 」 ニ カンスル イチ コウサツ
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Description
本稿は敬語表現研究の一環として「御」を伴う「お気軽」と「お気楽」に関する類義研究を行なった。現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)のデータを用いて調査した結果、「お気軽」が圧倒的に動詞の共起が多いのに対し、「お気楽」は名詞との共起が顕著である。そして、「お気軽」は皮肉または自虐に使われることがあまりないのに対し、「お気楽」は皮肉または自虐の場面において多く用いられる。そのため、日本語を指導する際に、他者に向かって「お気楽」を使用する場合、失礼になる可能性があることを学習者に提示する必要がある。
Journal
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- 埼玉大学紀要. 教養学部
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埼玉大学紀要. 教養学部 60 (1), 155-172, 2024-09
Faculty of Liberal Arts, Saitama University
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390020444396423296
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- NII Book ID
- AA12017560
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- NDL BIB ID
- 033770323
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- ISSN
- 1349824X
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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