看護研究におけるサンプルサイズの考え方
書誌事項
- タイトル別名
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- Approaches to sample size determination in nursing research
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説明
看護研究を開始する前に必要最低限のサンプルサイズについて,その見積もりが求められる.サンプルサイズが必要サイズよりも小さければ検出力不足を引き起こし,データの中に存在する差や関連を検出できなくなる.一方,サンプルサイズを過剰に大きくすることは経済的あるいは倫理的な問題を引き起こしかねない.そのため看護学研究におけるサンプルサイズ計算の網羅的な整理が必要であるが,そのような文献はほとんど見当たらない.そこで,看護学研究でよく用いられる研究デザインや分析手法ごとにサンプルサイズの計算手法を整理することを目的として,実態調査,観察研究,介入研究,その他に分けて解説を行った.また,実践的な手がかりを提供することを目的として,Rによる計算の実践例と解説を加えた.
収録刊行物
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- 三重看護学誌
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三重看護学誌 25 59-70, 2023-03-31
三重大学大学院医学系研究科看護学専攻
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390020762773136640
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- NII書誌ID
- AA11353824
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- HANDLE
- 10076/00021206
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- ISSN
- 13446983
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可