言語学習アドバイジングの現場から見る留学生の日本語学習の現状と課題 : OUマルチリンガルプラザの事例から

書誌事項

タイトル別名
  • The State and Issues of Japanese Language Learning Among International Students Perspectives from Language Learning Advising : The Case of the OU Multilingual Plaza
  • ゲンゴ ガクシュウ アドバイジング ノ ゲンバ カラ ミル リュウガクセイ ノ ニホンゴ ガクシュウ ノ ゲンジョウ ト カダイ OU マルチリンガルプラザ ノ ジレイ カラ

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説明

実践報告

本稿は、大阪大学のSALC(Self-Access Learning Center)であるOUマルチリンガルプラザで、2020年6月から2024年7 月の間に実施した日本語学習アドバイジング(以下:アドバイジング)の報告である。アドバイジングは、学習者の日本語学習の目標を明確にし、自律的な学習を促進するために行う対話である。本稿では、まず大阪大学の留学生の概要と、多様な背景を持つ留学生が課外で日本語を学ぶ場としてOUマルチリンガルプラザがどのように展開したかを述べ、次に国の政策に伴う大学における日本語教育の変化を概観する。そのうえで、OUマルチリンガルプラザにおけるアドバイジングの利用者の概要と相談内容から、今後の日本語学習支援の課題を述べる。その結果から、多様化が進む留学生の日本語学習ニーズを満たす支援とはどのようなものかの提案を行う。

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