高速道路の車線減少規制部における走行挙動の微視的分析に基づくリスク評価

書誌事項

タイトル別名
  • Risk Assessment Based on Microscopic Analysis of Vehicle Running Behavior at Lane Reduction Sections Due to Roadwork Regulations on Expressways

説明

<p>本研究では、工事規制始端における合流および並走車を対象とし、各車両と規制始端を頂点とする多角形の辺長和を頂点数で除した錯綜指標 n-PIC を提案した。ビデオ観測に基づく走行軌跡推定データにより、従来の錯綜指標に対して合流前後で連続的に、かつ規制始端で合流が強制された状況のリスク評価に適用できる特徴を示した。無規制区間における観測データにより再同定した車線変更モデルの判別得点と n-PIC 値とから、高/低リスクの閾値を 30.0mと設定した。また、高交通流率時を除く無規制時 33 ケースと規制時高リスク 6 ケースとから、判別得点と n-PIC 値による区分には一定の適合度が確認された。さらに、n-PIC 値により区分された低リスク 34 ケースと高リスク 28 ケースの加速度の極値の平均値の差は符合別に高度に有意となった。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 11 (3), 22-35, 2025-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390022222478093312
  • DOI
    10.14954/jste.11.3_22
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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