新型コロナウイルス感染症に伴うロックダウン中のバスケットボール選手における競技に向けた準備:国際的なストレングス&コンディショニングの観点から

書誌事項

タイトル別名
  • Preparing Basketball Players for Competition During COVID-19 Lockdown: An International Strength and Conditioning Perspective

この論文をさがす

説明

<p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受けて、全米バスケットボール協会(NBA)などの各運営団体はプロスポーツリーグの競技を中断し、なかでも国際オリンピック委員会(IOC)は、東京2020オリンピック競技大会を延期することとなった。その後、競技が再開されるのに伴い、パフォーマンススタッフは、アスリートを競技に安全に復帰させる準備に重点を移した。本稿では、新型コロナの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)期間におけるバスケットボール選手の競技に向けた準備に関して、新規かつ固有の国際的観点を提供し、NBA、FIBAアジアカップ、およびオリンピックから得られた教訓を概説する。当時を振り返り、(a)新型コロナの生理学的および心理学的な影響、(b)(リ)トレーニングの過程に用いられたストレングス&コンディショニングおよび栄養戦略、ならびに(c)心理的ウェルビーイングに関する状況特異的な介入と教育戦略をめぐる中心的なテーマを明らかにする。総じて、新型コロナ下におけるバスケットボール選手の準備を担うパフォーマンススタッフは、体力向上に悪影響を及ぼすことなく身体的・心理的な準備状態が整うように、健康とパフォーマンスに対する追加的なサポートを検討することが求められる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390022554144984064
  • DOI
    10.60349/scjj.32.4_44
  • ISSN
    27590674
    18834140
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ