新型コロナウイルス感染症に伴うロックダウン中のバスケットボール選手における競技に向けた準備:国際的なストレングス&コンディショニングの観点から
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- Bird Stephen P.
- School of Health and Medical Sciences, University of Southern Queensland Basketball New Zealand
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- Goriss Brent
- Basketball Australia
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- DeLosAngeles Ernest
- School of Health and Medical Sciences, University of Southern Queensland NBA G League Ignite
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- Spencer Nathan
- NSW Institute of Sport
書誌事項
- タイトル別名
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- Preparing Basketball Players for Competition During COVID-19 Lockdown: An International Strength and Conditioning Perspective
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説明
<p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受けて、全米バスケットボール協会(NBA)などの各運営団体はプロスポーツリーグの競技を中断し、なかでも国際オリンピック委員会(IOC)は、東京2020オリンピック競技大会を延期することとなった。その後、競技が再開されるのに伴い、パフォーマンススタッフは、アスリートを競技に安全に復帰させる準備に重点を移した。本稿では、新型コロナの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)期間におけるバスケットボール選手の競技に向けた準備に関して、新規かつ固有の国際的観点を提供し、NBA、FIBAアジアカップ、およびオリンピックから得られた教訓を概説する。当時を振り返り、(a)新型コロナの生理学的および心理学的な影響、(b)(リ)トレーニングの過程に用いられたストレングス&コンディショニングおよび栄養戦略、ならびに(c)心理的ウェルビーイングに関する状況特異的な介入と教育戦略をめぐる中心的なテーマを明らかにする。総じて、新型コロナ下におけるバスケットボール選手の準備を担うパフォーマンススタッフは、体力向上に悪影響を及ぼすことなく身体的・心理的な準備状態が整うように、健康とパフォーマンスに対する追加的なサポートを検討することが求められる。</p>
収録刊行物
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- Strength and Conditioning Journal Japan
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Strength and Conditioning Journal Japan 32 (4), 44-52, 2025
特定非営利活動法人 NSCAジャパン
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390022554144984064
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- ISSN
- 27590674
- 18834140
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可