大学初等教育における電磁気学基礎教育に関する論考

Description

<p>大学における電磁気学は諸分野の電気・物質・機械工学の源泉的な学問で,同時に数学的なベクトル解析・微分積分を組みあわせる.習得には100点近い記憶(物理定数及び基礎方程式の数)を必要とし,それらを組みあわせて考える必要がある.著者はそのような大規模記憶を短期間で行い且つ長期的記憶に資する方法として電磁気学基礎理論の体系化を試みた.2014年から開始した体系化は2023年におおいに進展があり,2024年にほぼ固定化した.本稿ではこの内容を簡単に解説し,記憶法や講義戦略の分析に応用した事例を紹介する.</p>

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