インクルーシブな体育授業における児童のアライシップ(教,ア)
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- 萩原 大河
- 姫路市立水上小学校
書誌事項
- 公開日
- 2025
- DOI
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- 10.20693/jspehssconf.75.0_75
- 公開者
- 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
説明
<p>我が国では,共生の視点を踏まえたインクルーシブな体育授業が目指されている.その一方,障がいのある学習者が,通常の学級での体育授業において見学や得点係といった身体活動を伴わない形式で参加している事例がある(澤江,2020).これは教材が障がいのないことを前提に構成されているという特権を孕んでいることに起因している可能性がある.つまり,障がいのある学習者は,通常の学級での体育授業においてマイノリティとしての処遇を受けているといえよう.</p><p> マイノリティに対して,「特権集団の人々の中で,自らの意思で非抑圧集団の人々の権利を支持する,あるいは社会公正を求めて立ち上がることを選択する人々」はアライと呼ばれる(グッドマン,2017).インクルーシブな体育授業に当てはめれば,アライは,障がいがないという自覚を通して障がいのある学習者の抑圧を改善しようと働きかける通常の学級の学習者個人または集団と定義できよう.そこで本研究では,インクルーシブな体育授業における障がいのない児童のアライシップを明らかにすることを目的とした.</p><p> 対象は小学校4年生の1クラス30名の児童であった.この内,1名は特別支援学級に在籍し,日常的に通常の学級で体育授業に参加していた.本研究では,キャッチセット・アタックプレルボール(岩田ほか,2011)を教材としたネット型ゲームの様子を観察した.発表者は授業者として携わり,授業中の出来事や児童の様子のメモ,児童へのインタビュー等をもとにフィールドノーツを作成した.分析はフィールドノーツにグラウンデッド・セオリー・アプローチ(シャーマズ,2020)を施した.</p><p> 結果,アライシップは共に学習することへの葛藤を起点としていた.その後,障がいの理解を深めることを通して共に学習することを追求し,障がいのある児童の学習参加に向けた行動として補助具を作成した.</p>
収録刊行物
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- 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
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日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 75 (0), 75-, 2025
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390024965201837696
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- ISSN
- 24367257
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可

