(29) ピッチコネクトモーメントを受ける双胴船に対する連結部フロア強度の簡易解析法について

説明

本研究では,双胴船が斜波中を航走中に受けるピッチコネクトモーメント(PCM)に対する連結部フロア強度の簡易解析法を提案した。長さ16mの実双胴船モデル及び長さ32mの箱形双胴船モデルを対象としたFEM解析を行い,簡易解析法の精度を検証した。その結果,本解析法により,比較的良好に連結部フロアの応力値を推定できることが分かった。また,ルールで採用されている4点式集中荷重をSin波状分布荷重と比較することにより,前者は,応力集中により,連結部端部応力を過小評価することからPCM解析には適当ではないことが分かった。[figure]

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679036378496
  • NII論文ID
    110003869404
  • DOI
    10.14856/technom.866.0_9_1
  • ISSN
    2433099X
    09168699
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ