Large-scale Computation of the Pump-Turbine Rotating Stall

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抄録

エネルギーの有効利用の観点から,夜間の余った電力で水車を逆に回転させてポンプとして使い,水を上方のダムに上げて位置エネルギーとして貯蔵し,昼間の電力のピーク時に水を下方のダムに落として水車として発電するポンプ水車がある.このポンプ水車をポンプの部分負荷状態で運転すると,旋回失速と呼ばれる特異現象が現れる.この状態の流れを大規模計算で予測することを目標としている.本研究では,ポンプ水車内を対象に,FrontFlow/blueを用いて大規模非定常計算を行うことで,この旋回失速状態を再現した.

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 65 (1), 31-34, 2013

    東京大学生産技術研究所

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