2011年9月台風12号豪雨災害でのエリアメールによる情報伝達状況の調査

  • 大原 美保
    東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
  • 川崎 昭如
    東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
  • 近藤 伸也
    東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
  • 田中 淳
    東京大学大学院情報学環

書誌事項

タイトル別名
  • A Survey on Information Dissemination by Area-mail during Storm Disaster due to Typhoon Talas in September 2011
  • 2011年9月台風12号豪雨災害でのエリアメールによる情報伝達状況の調査 : 香川県三木町での調査速報
  • 2011ネン 9ガツ タイフウ 12ゴウ ゴウウ サイガイ デ ノ エリアメール ニ ヨル ジョウホウ デンタツ ジョウキョウ ノ チョウサ : カガワケン ミキマチ デ ノ チョウサ ソクホウ
  • -香川県三木町での調査速報-
  • - Quick Report on Survey in Miki-cho, Kagawa Prefecture-

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抄録

近年,災害情報の伝達手段の一つとして,携帯電話のエリアメールによる情報伝達が普及しつつある.2011年9月に台風12号が通過した際,香川県内ではエリアメールによる住民向けの避難情報の伝達が行われた.本研究ではこの事例に着目し,住民アンケート調査に基づいて情報伝達・受容の実態調査を行った.住民にとってはエリアメールによる災害・避難情報を初めて受け取る機会であったが,否定的な意見は少なく,効果に期待する声が多かった.一方,避難の必要性を伝える文面については課題も見られ,今後の情報発信への示唆が得られた.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 64 (4), 553-556, 2012

    東京大学生産技術研究所

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