単一細胞レベルでの熱ショックタンパク質の発現メカニズム解明に向けたマイクロヒーターデバイスの開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Gold Microheater Array Devices for Investigation of Thermo-Mechanism of Heat Shock Proteins at Single Cell Level
  • タンイツ サイボウ レベル デ ノ ネツ ショックタンパクシツ ノ ハツゲン メカニズム カイメイ ニ ムケタ マイクロヒーターデバイス ノ カイハツ

この論文をさがす

抄録

インキュベーター内で細胞集団の培養と局所加熱が可能なマイクロヒーターデバイスをMEMSプロセスにより製作した.デバイス上の微小領域の温度を液中での蛍光温度計測と有限要素法による加熱シミュレーションにより比較し, 加えて, 赤外線熱顕微鏡によりその過度現象を計測した.細胞の加熱実験では, 細胞をデバイス上で培養し, 加熱を行った.その結果, 単一細胞レベルでの熱ショック応答の誘導の可能性に加え, これまで確認されていなかった細胞間コミュニケーションによる熱ショックタンパク質の発現についても確認する事が出来る可能性が示された.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 63 (3), 345-349, 2011

    東京大学生産技術研究所

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ