平均的Lagrange座標を用いた共変的な非一様乱流統計理論

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タイトル別名
  • Statistical theory of inhomogeneous turbulent flow formulated in covariant way using the Mean-Lagrangian coordinates
  • ヘイキンテキ Lagrange ザヒョウ オ モチイタ キョウ ヘンテキ ナ ヒイチヨウ ランリュウ トウケイ リロン

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抄録

非一様乱流の解析的手続きとして,座標変換に対する共変性を明確に保証する理論の構築を試みた.当理論は主として2-スケール直接相互作用近似理論(TSDIA)の手法を踏襲して構成されるが,TSDIAと比較して,座標変換に対して共変的ないし不変的な量を選択的に取り扱うことに努めた.これにより,TSDIAが可能としてきた種々の乱流統計量のモデリングを,常にその共変性が保証された形で行えるようになる.本稿では,当理論を用いてReynolds応力のモデルを導出し,その共変性が明確であることを確認した.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 63 (1), 87-94, 2011

    東京大学生産技術研究所

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