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- 沢田 治雄
- 東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Review of remote sensing activities for the great earthquake and tsunami in Japan
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抄録
東日本大震災では,国土地理院との契約によって撮影された航空写真はweb上で配布されるなどの利用が図られたが,撮影枚数が極めて多く,津波被害の判読には人手と時間が必要だった.一方,衛星データは国際協力によって数百シーンが日本に提供され,被災前後の画像を利用することで被災把握が迅速に行えた.しかし,津波による田畑の冠水地を示す情報として使われたものの,被災直後の人名救助などに実際に使われた例はほとんどない.大規模災害に対しては,リモートセンシングデータの活用目的とその手段をあらかじめ準備しておくことが肝要である.
収録刊行物
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- 生産研究
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生産研究 65 (4), 353-358, 2013
東京大学生産技術研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679039517312
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- NII論文ID
- 130003384385
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- NII書誌ID
- AN00127075
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- ISSN
- 18812058
- 0037105X
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- NDL書誌ID
- 024931765
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可