地震被害による建物被害認定の作業効率化手法に関する提案と実践

書誌事項

タイトル別名
  • Proposal and practice of building damage assessment using efficiency technique
  • 地震被害による建物被害認定の作業効率化手法に関する提案と実践--宮城県仙台市宮城野区における建物被害認定作業を事例として
  • ジシン ヒガイ ニ ヨル タテモノ ヒガイ ニンテイ ノ サギョウ コウリツカ シュホウ ニ カンスル テイアン ト ジッセン ミヤギケン センダイシ ミヤギノク ニ オケル タテモノ ヒガイ ニンテイ サギョウ オ ジレイ ト シテ
  • ─宮城県仙台市宮城野区における建物被害認定作業を事例として─
  • — A case study of building damage assessment at Sendai in Miyagi Prefecture —

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抄録

東北地方太平洋沖地震で数多くの建物被害が発生した宮城県仙台市宮城野区岩切地区での建物被害認定作業への従事を通じて効率的な手法の提案と実践を行った.今回の地震を対象として現場で構築したしくみは, 応援にきた行政職員や仙台市宮城野区職員が考える建物被害認定作業の業務負担量の効率化を行うための方法として提案し実践したものである.システム導入前は, 建物番号, 住宅現況図, 住宅地図など煩雑な資料をもとにしてデータ整理を実施していたが, 本システムの導入により作業量の効率化を図ることが可能となった.また, 人的ミスも大幅に削減することが可能であったと考えられる.一方, システム導入時には, システムへの不慣れな行政職員や支援要員へのサポートが必要であったことや, プログラムの改善要望などへの対応でシステム開発者への大きな負担となったことも課題として挙げられる.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 63 (4), 541-546, 2011

    東京大学生産技術研究所

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