カイラル相転移における低運動量中間子場の増幅についての研究(Non-equilibrium Dynamics in the QCD Phase Transitions,研究会報告)

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タイトル別名
  • カイラル相転移における低運動量中間子場の増幅についての研究
  • カイラル ソウ テンイ ニ オケル テイウンドウリョウ チュウカンシバ ノ ゾウフク ニ ツイテ ノ ケンキュウ

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抄録

カイラル相転移の終段階における、カイラル凝縮体と量子中間子場の動力学を調べた。カイラル凝縮体の真空への緩和に伴って、パラメータ共鳴により低運動量モードのパイ中間子場の増幅が起きることが知られている。本研究報告では、増幅の他のメカニズムの一つとして、強制振動による可能性について議論する。強制振動の効果によって、パラメータ共鳴(マシュー方程式)が持つ不安定領域の変化を示す。また、Bjorken座標を用いて、1次元空間膨張を考慮した場合も調べた。

収録刊行物

  • 素粒子論研究

    素粒子論研究 112 (1), A81-A83, 2005

    素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部

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