書誌事項
- タイトル別名
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- ランダム行列模型による有限密度QCD相構造
- ランダム ギョウレツ モケイ ニ ヨル ユウゲン ミツド QCDソウ コウゾウ
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抄録
アノマリーによるU(1)対称性の破れの効果を取り込んだランダム行列模型に、クォークフレーバごとに異なる化学ポテンシャルを導入し、アノマリー効果が相構造に果たす役割を調べた。アノマリー効果を取り込まない模型による先行研究では、2フレーバの場合、u,dクオーク凝縮がそれぞれ独立に相転移することが指摘されていた。一方、アノマリー項は、2つの秩序変数を混合し、2回の相転移を1回にまとめる働きをもつ。さらに3フレーバの場合には、3つのカイラル凝縮間だけではなく、カイラル凝縮とメソン凝縮の両者が混合される。このため、カイラル凝縮とメソン凝縮についての相転移にも、同時に起きる傾向がある。
収録刊行物
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- 素粒子論研究
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素粒子論研究 118 (4), D94-D103, 2011
素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679048521088
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- NII論文ID
- 110008460586
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- NII書誌ID
- AN00135266
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- ISSN
- 24332895
- 03711838
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- NDL書誌ID
- 10982526
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可