超新星爆発の3次元シミュレーション

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  • 超新星爆発の3次元シミュレーション(爆発的天体現象における流体力学的不安定性,研究会報告)
  • チョウシンセイ バクハツ ノ 3ジゲン シミュレーション

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Abstract

1987A観測により示唆されている超新星内部での物質混合を説明するためには、爆発殼の流体力学的不安定性の成長が重要である。我々は、三次元流体コードによりこの現象を解析した。モデルは、N=3のポリトロープ星と野本氏による星のモデル(M11)を用いた。ポリトロープ星では成長時間が不十分なため、非球対称ゆらぎは十分には成長しなかった。一方モデルM11では、初期揺らぎが星の中でのshell burningに由来する密度のギャップ近傍で非線形にまで成長した。これらの結果は、球対称シミュレーションによる密度圧力分布から単純に予想される結果と一致している。

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