書誌事項
- タイトル別名
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- DNA Mimetics
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抄録
生物の機能には我々の科学技術ではまだ達成できないものがたくさんあり,ものづくりの魅力的な手本である.バイオミメティクス (生物模倣) は,このような生物の構造や機能,生産プロセスなどから着想を得て,新しい技術の開発やものづくりに活かそうとする手法であるが,その中でも我々は「分子レベルから組み上げられる自己組織化と階層構造による機能発現」に興味を持ち,生命システムの根幹を担うDNAに着目し,「DNAを鋳型としたものづくり」に取り組んでいる.本稿では,DNAが有する高い分子認識能である塩基対形成·二本鎖形成を利用したナノ構造体の作製や分子やナノ粒子の集合化·配列化の制御による機能化,DNAを鋳型とした無機ナノ粒子やナノワイヤーの作製,DNAの塩基配列選択的な金属化により塩基配列情報を位置情報や構造情報として応用するための研究などをDNAミメティクスとして概説する.
収録刊行物
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- 日本画像学会誌
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日本画像学会誌 53 (3), 199-206, 2014
一般社団法人 日本画像学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679075091328
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- NII論文ID
- 130004800891
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- NII書誌ID
- AA1137305X
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- ISSN
- 18804675
- 13444425
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- NDL書誌ID
- 025601950
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可