書誌事項
- タイトル別名
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- Change of M-wave accompanied with fatigue on human muscle
- ヒロウ ニ ヨル ユウハツキンデンズ Mハ ノ ヘンカ
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説明
母指内転筋を主働肪とした随意努力による筋作業を負荷し, 経皮的に神経に与えられた一定条件の電気刺激によって, 主働筋から得られる筋活動電位と疲労との関係を調べた. その結果表面双極導出法によって母指内転筋から得られる誘発筋電図は, 作業時間の経過に伴って減少し, 回復期には時間の経過に伴って安静時の電位へと回復した. このような筋作業による誘発電位の減少は, 動的な筋作業および静的な持続性筋作業の場合にも認められた. このことは, 疲労によって誘発電位が減少すると報告したNaess and Storm-Mathisen (1955) およびStephens and Taylor (1972) の結果と一致するものであり, Merton (1954) の結果とは一致しない. また, 誘発電位の減少は, 神経筋接合部に伝達遮断が生じたためとするNaess and Storm-Mathisenによる解釈を支持するものである.
収録刊行物
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- 体育学研究
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体育学研究 19 (1), 33-39, 1974
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679079496064
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- NII論文ID
- 110001919680
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- NII書誌ID
- AN00409623
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- ISSN
- 18817718
- 04846710
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- NDL書誌ID
- 9394142
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可