The Fibrin Fiber Formation in Blood Clotting and the Properties of Fibrin and Fibrinogen.
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- HASEGAWA Fukuichi
- 東京慈恵会医科大学
Bibliographic Information
- Other Title
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- 血液凝固におけるフィブリン繊維の形成およびその性質
- ケツエキ ギョウコ ニ オケル フィブリン センイ ノ ケイセイ オヨビ ソノ セイシツ
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Abstract
微生物の侵入に対処するに,免疫反応をもってするごとく,ヒトの身体の防御機構は多くの種類があって,実に巧妙にできている。血液凝固機構も明らかに自衛手段の一つに数えられる。いうまでもなく血管損傷時の体液の漏出を防ぐのであるが,最終的にはフィブリン繊維を形成することによって,血餠をつくって穴埋をする工程で応急処置が施され,一方,徐々に毛細血管が血餠内に伸びて,コラーゲンの生成を始め,肉芽組織が新生して補修工事が終結する。血液凝固過程はかような位置づけができるもので,本稿では主として繊維形成のプロセスと,繊維および前駆物質との間の物性の相違について述べる。フィブリノーゲン分子およびフィブリン分子間の会合解離とSH基の役割や,アルカリ土金属の影響,特に繊維の粘弾性に及ぼす影響の一部分を示し,フィブリンの臨床応用にも多少言及する。
Journal
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- Kobunshi
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Kobunshi 17 (3), 202-206, 1968
The Society of Polymer Science, Japan
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679084417792
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- NII Article ID
- 130001433979
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- NII Book ID
- AN00084926
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- ISSN
- 21859825
- 04541138
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- NDL BIB ID
- 8208164
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed