ミススペルデスクリプターの自動修正の試み
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- 小松原 康敏
- 日本原子力研究所技術情報部
書誌事項
- タイトル別名
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- Trial for Automatic Correction of Misspelled Descriptors
説明
計算機に入力されたデスクリプターに軽微なミススペル文字が含まれている場合,そのデスクリブターを,あらかじめ登録されたデスクリプター群から構成されているシソーラスファイルと突き合わせることによって,正しい綴字に自動的に修正するプログラムを作成し,小規模なテストを行なって,その基本機能が正常に働らいていることを確認した。この種のプログラムは既にINIS(国際原子力情報システム)などで実用化されているが,今回作成したプログラムによるとINISの自動修正よりも修正範囲が拡がっている。このプログラムを実際の大量の入力データ処理に利用するには,コアサイズ,ファイル型式などいくつかの問題が残されている。しかし修正法の原理は,デスクリプターの自動修正にとどまらず,辞書ファイルが作成可能な各種の文宇データの処理にも応用できるものである。
収録刊行物
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- ドクメンテーション研究
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ドクメンテーション研究 25 (4), 157-165, 1975
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679116298112
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- NII論文ID
- 110006626197
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- ISSN
- 2189826X
- 00125180
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可