感熱記録用顕色剤の研究動向

書誌事項

タイトル別名
  • Recent Studies on Color Developer Used for Thermal Paper
  • カンネツ キロクヨウケンショクザイ ノ ケンキュウ ドウコウ

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説明

感熱記録は熱によって画像を得る記録方式であり,フルオラン色素の発色反応を利用している。その簡便さからさまざまな場面で使用され,私たちの日常生活に身近な技術の一つとなっている。色素の発色に欠かせない顕色剤は,発色反応のプロトン源として働くとともに,発色感度や画像の安定性にも影響を与える重要な材料である。本稿では,いくつかの顕色剤について,その分子構造と顕色能力を,おもに単結晶X線構造解析を用いて検討した最近の研究を紹介する。

収録刊行物

  • 色材協会誌

    色材協会誌 88 (11), 378-382, 2015

    一般社団法人 色材協会

参考文献 (2)*注記

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