CANBERRA製Qualitative and Quantative(Q<sup>2</sup>)装置による廃棄物ドラム缶中のウラン放射能定量試験

  • 横山 薫
    独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
  • 秦 はるひ
    独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
  • 小原 義之
    独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
  • 杉杖 典岳
    独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター

書誌事項

タイトル別名
  • Quantitative Test for Radioactivity of Uranium Filled in Waste Drums Using Q<sup>2</sup> Low Level Waste Assay Systems

抄録

原子力施設の廃止措置等に伴って発生するウラン系廃棄物を収納した容器中の238U量を,パッシブγ線を用いて評価する手法を研究してきた。その結果,子孫核種の234mPaから放出される二つのエネルギーのγ線(1001keVと766keV)を用い,廃棄物及び線源が偏在しても238U量を定量可能な測定手法を構築した。本手法の実用性検証として市販のγ線分析システムであるCANBERRA製Qualitative and Quantitative(Q2) Low Level Waste Assay Systemsへの適用性について評価した。

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

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